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今夏の猛烈な雨、過去最多=1時間80ミリ以上が19回-7月豪雨の影響・気象庁

 気象庁は1日、今夏(6〜8月)の天候まとめを発表し、1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降った回数が19回と、1976年の統計開始以来最多だったことを明らかにした。7月15日から24日に九州から東日本にかけて、梅雨前線の活発な活動により豪雨となった影響が大きく、特に九州で猛烈な雨が多かった。
 これまでの最高は、全国の地域気象観測システム(アメダス)の観測地点数が現在の1363地点より若干少ないため、単純に比較できないが、88年と99年の17回だった。
 また、今夏を通じ、41地点で24時間降水量の史上最多記録が更新され、72時間降水量では88地点で更新された。                                           (時事通信) -2006年 9月1日


予期せぬ大雨!急な出水!
近年集中豪雨による被害は都市化の進んだ地域で被害が拡大しています。それは国交省などでも都市型水害に対しての『特定都市河川浸水被害対策法』を成立させ対策に乗り出しています。都市部は開発に伴い、道路などの地表部がアスファルトやコンクリートで覆われているため、大半の雨水が地下に浸透せずにそのまま下水道や川へ流れ込む構造になっていることが主な原因です。下水道では排水の処理能力を超えた雨水が洪水となってあふれ出ます、また河川が未改修であったり、しゅんせつが暫くされていない場合等の処理能力以上の雨が降ると、たまった水の行き場がなくなり、水があふれ出したりして、大きな被害となります。
NHK名古屋放送局ホームページより引用
NHK名古屋放送局
水害防災一口メモより

 毎日新聞   
  【記者の目】都市型水害の被害軽減 栗田亨記者 2003年8月20日
 列島の大動脈である東海道・山陽新幹線の西のターミナル・博多駅(福岡市)が水没し、機能がまひするという「水害」に再び、見舞われた。博多駅周辺の水害はこの5年間で2度目だ。行政サイドに、前回の教訓が生かされなかったことの結果だ。市民の批判を受け、福岡市は警戒を呼び掛けるサイレンの設置などの対策を打ち出したが、自衛策を徹底し被害を免れた民間施設もある。
 99年6月の災害では、博多駅の北東約300メートルを流れる御笠(みかさ)川(2級河川)のはんらんで、周辺約132ヘクタールが浸水、博多駅近くのビルの地階店舗の女性従業員(当時52歳)が水死した。

 今年7月19日の同川のはんらんでは、駅周辺約128ヘクタールが浸水し、新幹線の到着客は水没した構内で立ち往生した。
 (中略)
  京大防災研究所の井上和也教授(都市耐水論)は「国のガイドラインでも大規模な地下街への浸水防止についてはまだ想定できていない。地下街が水につかることの危険性は、99年の福岡水害から認知され始めたばかりだ」と話す。「特定都市河川浸水被害対策法」も成立したが、運用は来年度からだ。
 
 今回の福岡市の水害でくっきりと明暗を分けた例がある。4年前、自家発電機などがある地下1〜2階が水没、20日間休業した博多駅前の「博多都ホテル」(266室)の損害は8億円に上った。この反省から今回は、社員が市のホームページで御笠川を常時監視し、水位が高くなると、止水板や土のうを地下駐車場への入り口などに配置して備えた。周辺では約1時間後に浸水被害が出始めたが、ホテルは無事。今村不二雄・マーケティングディレクターは「どこからの通報もないから独自にやるしかなかった」という。

  一方、4年前と同様に浸水したJR博多駅ビル(延べ床面積1万4000平方メートル)では、未明に社員が駆けつけたが、直後に浸水が始まり、なすすべがなかった。被害は地下機械室やテナント132店で約2億円に上った。「博多駅ターミナルビル」の船津清美・開発担当課長は「行政が河川改修を進めているという安心感があった」と悔やむ。

このような浸水被害において、備えとして昔から変わらないものながら絶大な効果を発揮するのが博多駅前の「博多都ホテル」で浸水被害対策に使用された「土のう」です。
しかしその「土のう」を作るのに土のう袋が無い・詰める砂が無い・詰込み設置する人手が無い等々の多くの問題があり、土のうの設置に悩んでいるのが都市部の現状です。
また、水防関係の人員も減る一方であり、地元消防団の関係者の高齢化により「土のう」の作り手が足りない等、事態は深刻です。

そんな現状を踏まえて作られた簡単・便利な簡易土のうの紹介です。
この吸水土のうはアクリルポリマー系の高吸水樹脂を麻袋に入れ、その樹脂が水を吸収することにより膨らみ、保持した水の分だけ自重を重くし、麻袋の摩擦係数との相乗効果で滑りにくく、安定した“土のう”になります。

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「都市型水害・・・洪水による恐怖! 地下街や地下室の浸水対策」
93年8月
台風11号の大雨で東京都中心部の河川が氾濫、神田川周辺の2万5千世帯に避難勧告が発令、JRや地下鉄が普通となった。
99年6月
福岡市中心部で豪雨のため地下街が浸水、JR博多駅近くの地下店舗で逃げ遅れた女性が不幸にも死亡。
99年7月
記録的な大雨が降り、東京都新宿区の浸水したビルの地下室で男性が溺れて死亡。
00年9月
東海豪雨で愛知県内河川の堤防が決壊、名古屋市内などが大規模な浸水被害に見舞われ10人が死亡。
04年夏
各地で台風により各地で被害が多発しています。
06年夏
熱帯地方特有のスコールと思われるような突発的な降雨により各地で浸水被害多発しています。
水害事例
雨水が地下鉄駅を襲う
(東海豪雨・名古屋市)(2000/9/11)
<毎日新聞社提供>
水害事例
西枇杷島(にしびわじま)駅
(東海豪雨・愛知県西枇杷島町)
(2000/9/12)
<毎日新聞社提供>